■ 第5回ドイツ薬学視察旅行2016・秋&エクスポファーマ参加ご報告

2016年10月10日(月)~15日(土)の4泊6日で、ドイツ薬学視察旅行に行ってきました。今年はどうしてもヨーロッパ最大の薬局見本市「エクスポファーマ」を日本の薬剤師さんやレセコン関連企業にも見てもらいたく、秋のドイツツアーを企画しました。

今回は東日本メディコムさんが参加されました。今後日本で、健康サポート薬局の機能に対応する機器が開発されることを期待します。

今回のドイツは特に、かかりつけ医制度のもと「いきつけ薬局のかかりつけ薬剤師」のあり様を重点的に視察してきました。ドイツはもう冬という感じで寒かったですが、参加者は元気いっぱい、魂を磨く旅にしようと真剣でした。

日本は対物業務から対人業務への移行と言っていますが、まさにドイツの薬局はそれを実践しています。薬剤師はカウンターにへばりついたままで患者や地域の生活者対応を行っています。これまで過去2回、エクスポファーマに参加しているのですが、実際に展示されているピッキングマシーンやデジタルウオールが、実際の薬局に導入されつつあるのを実感します。今回ミュンヘン近郊の超機械化された薬局にも行きました。

エクスポファーマの期間は、ドイツの薬剤師の「薬剤師の日」でもあり会議が開催されていました。バイエルン州の薬剤師会長にお会いし、会長の薬局も見せてもらいました。

今回とても嬉しかったことは、過去2回体験できなかった薬剤師のポスター撮影に参加できたことです。ドイツ薬剤師会(ABDA)のブースでは、プロのメークアップアーティストとカメラマンを用意し、薬局で情報発信するポスターを作成するというイベントを行っています。過去2回挑戦したのですが、予約が取れず断念していたのですが、今年は受付の人が覚えてくれていて(日本人だからでしょうか)、撮影可能な時間に予約を入れてくれました。これも人と人とのつながりでしょうか。撮影したポスターは別の機会にご紹介します。乞うご期待(笑い)!!

最後はミュンヘンのビヤホールでおいしいビールを頂き、参加者と日本でのろしをあげることを誓い合いました。(文責吉岡)

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