【終了】■ 3月26日(土)19時半〜 第8期CP研究会第1回 2022年度調剤報酬改定とその対応策

2022年度調剤報酬改定とその対応策
日本コミュニティファーマシー協会 代表理事 吉岡 ゆうこ
 

3月4日告示以降に追加した案内文です。
2022年度の調剤報酬改定はドラスティックに変わります。
3月4日に厚生労働省より、診療報酬改定に関する告示がでました、
調剤料が解体され、薬剤調製料と調剤管理料にわかれ、基本料と薬剤調製料が調剤技術料となり、調剤管理料は薬学管理料に組み入れられました。
リフィル処方箋についても詳細がわかりました。今までの医師の指示に伴う分割調剤は、たとえば84日分の処方箋が出て、それを3分割にするというもので、調剤報酬も84日分の計算をしてそれを1/3にするというものでした。それがリフィル処方箋では28日分の処方箋がでてそれが反復利用できる(3回なら3回と明示する)もので、毎回通常の処方箋通りの調剤報酬が算定できます。処方箋様式が変わり、通常の処方箋にリフィル可□(  回)欄が入ってきます。リフィル処方箋を受け付けると、必要に応じて医師への情報提供が必要です。医療機関への情報提供もしやすくなると思います。4月1日からリフィル処方箋を受け付けることもあろうかと思います。近隣の医療機関に、リフィル処方箋発行の意向を聞いておくとよいでしょう。医療機関との連携についてもお話し合いをすると良いと思います。

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3月4日告示前の案内文です。

調剤指針の調剤の概念図でも、処方箋受付→情報を集める(患者からの情報収集)→薬剤服用歴の確認→処方監査→調剤内容の確認→調剤設計→調剤決定 ここまで受付業務として対人業務と記載されています。その部分が今回、調剤管理料という新しい点数になっています。
薬剤調製料(0402通知で薬剤師以外の人でも行ってよい)は点数を低く抑えられています。薬剤管理料と薬剤調製料を足して大きな変更にならないような配慮はなされています。しかしながら業務は大きく変わるということです。調剤指針に記載されていても、なかなか現場では先確認、薬剤師がフロントにいて、処方箋受付をするところまではできていません。しかしながら先進的な薬局は先確認への移行を行なっています。今後はオンライン資格確認も本格的に始まります。薬剤師がフロントにいて、オンライン資格確認による薬剤情報や特定健診情報(検査値)、お薬手帳などを確認し、処方監査を行い薬剤を調製する前に疑義照会を行う。それが薬局の見せる化(薬剤師が何をしているのかの見せる化)にも繋がります。地域支援体制加算は地域連携薬局の要件までは厳しくなりませんでしたが、実績がどんどん求められます。それから服薬管理指導料に薬機法で義務化された患者フォローアップも盛り込まれました。毎回の時にスモールステップアップを目指してください。

3月のCP研究会第1回目は、調剤報酬改定事項に加えて、皆さんの薬局で今後取り組んでいかなければならないことを解説していきます。

■日 時 / 2022年3月26日(土)19時30分~21時
 
■場 所 / Zoom によるオンライン配信
 
■申し込み締切り/ 2022年3月24日(木)
定員はありませんが申し込み締め切り日は設けます。
3月19日(土)までに申込みの方には講演資料をヤマトのDM便でお送りします。
それ以降のお申込の方は、当日までに講演資料がお手元に届かない可能性がございます。ご了承ください。
しかしながらお申込みの方には全員講演資料を送付いたします。
 
*当日参加が難しい方には録画したものを配信いたします。
 
■対 象 / JACP会員
一般参加 
(薬剤師、薬学生、薬局関係者)

■受講料 / JACP会員 無料、 →JACP会員 参加申込みはこちらから
     一般 : 3,000円 →一般参加申込みはこちらから(JACP会員以外の方)

*現在、会員ではない方はJACP会員にご入会いただきますとこの研修会から会員特典にてご参加可能です。 →ご入会案内、会員特典はこちら

■主 催 / 一般社団法人 日本コミュニティファーマシー協会(JACP)
■薬剤師研修センター認定単位1単位

3月までが紙の研修シールの最後でございます。
只今100枚は確保しているのですが、追加の申し込みができない状況です。
これから申し込みされる方は、研修シールの申請はしていただいてよいのですが、
研修シールの申請者が多数の場合は、研修シールの配布ができないことがありますことご了承ください。

 

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