2017年7月23日(日)第4回コミュニティファーマシーフォーラムを開催しました。
まずは、代表理事の吉岡ゆうこから第4回を迎えることができたお礼とともに、 今回のメインタイトル「もっとその先へコミュニティファーマシー」が告げられました。
特別講演の日本医療政策機構の小野崎耕平氏の話は、大局的に今後の世の中を見るもので、 保健医療2035を特徴づけるキーワードのひとつとして、「自然に健康になれる」まちづくりというのが印象に残っています。 基調講演①の日本薬剤師会副会長の田尻泰典氏は医療等IDカード、電子処方箋、更に進んで高精細映像等データ共有基盤にふれ、 今後5年ほどで、大きく変わるデータ通信の話を聞き、準備が必要というのがわかりました。
お昼はランチョンセミナーとして、兵庫医科大学小児科の服部益治氏より、夜泣きにロイテリ菌が効くという話を聞きました。 ベネッセのお弁当もおいしかったです。
ポスター発表は13演題ありました。皆さん、地域を巻き込み巻き込まれる取り組みをなされていました。
基調講演②のセントラルアポテーケのアッセンハイマー氏からは、ドイツではより患者の近くへということで、窓口から離れなくて良いように 患者や顧客との対話を重視するために機械化が加速しているというお話を聞きました。
その後の会員3薬局(りんご薬局、津雲台薬局、のぞみ薬局)の発表は、健康サポート薬局としての取り組みでした。 どの薬局もこれまでやって来たことをそのまま届け出して健康サポート薬局になった、健康サポート薬局としてのこれからの取組みが大事というお話でした。
ポスター発表に対するコミュニティファーマシーアワードはフタツカ薬局の「薬局を地域住民のコミュニティの場へ~健康サポート薬局としての挑戦~」が選ばれました。
最後に理事の篠原久仁子から今年のフォーラム宣言 「地域を巻き込み、そして積極的に地域に巻き込まれよう」が発せられ 皆、地域を巻き込み巻き込まれを実践して行こうという決意をしました。