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CP羅針盤-40

CP羅針盤
40
著者
吉岡ゆうこ
● CP羅針盤-40
12月19日(土)第6期CP研究会第2回目「薬局を取り巻く環境変化とその対応」について

 

2020.11.21

 

12月19日(土)のCP研究会は、会員の皆様に情報提供をしたいと考え、無料でオンライン配信します。申し込みのフォーマットを修正しました。新しい申込み様式になっています。返信メールはすぐにお手元に届くのは変わりありません。それから第2回目は無料で配信しますので、参加者は会員限定としました。お申し込みをしていただければ、3日前に視聴のURLをお送りします。

 

12月19日のCP研究会では、吉岡は来年の8月1日施行の改正薬機法の準備の話をします。12月中旬に省令がだされます。省令がでたあとだと一番いいのですが、まだなんとも言えません。地域連携薬局の認定を受けるために準備で一番苦労するのが、無菌室の共同利用です。無菌調剤室を持っていない薬局は、共同利用先を見つけなければなりません。無菌調剤室を持っている薬局には「共同利用させてもらえませんか」という依頼がきているかもです。契約書等々の準備が必要になります。研修も必要になります。
それから医療機関へは、患者さんの情報提供だけでなく、適正使用のための医薬品の情報提供も必要です。JACPではメルマガで医薬品情報室だよりも会員の皆様に配信していますが、それをうまく活用できないかと現在思案中です。機能別薬局制度では、薬局ー薬局間の連携がとても重要になります。それが実は一番難しいと言われています。

 

専門医療機関連携薬局の認定を受けるには、がん専門薬剤師の常勤が必要になります。国は300〜500薬局ほどを想定しています。現在研修施設 (8月18日現在169施設)  と薬局のマッチング作業が行われているのですが、がん専門薬剤師を目指しておられる薬剤師の方は都道府県に数人のようです。自分の薬局は専門医療機関連携薬局には程遠い、関係ないと思われているかもしれませんが、専門医療機関薬局とその他の薬局も連携が必要になります。

 

それからオンライン資格確認のお話をUSEN Healthcareの方にしていただきます。マイナンバーカードの取得率は現在20%ほどです。「まだ顔認証なんていらないよ」とは思わないでください。機器のみでも先に入手してください。機器にも限りがあり、申込みが遅れればお手元に届くのが遅くなるようです。薬局に1台機器は無料で配布されます。国にデジタル庁ができるように、日本でもIT化が皆さんが思うよりも早く進んでいくかもです。政府はマイナンバーカードを保険証の代わり(保険証がなくなる)にしていこうとしています。今回のお話はみなさんが選ぶ3つの機器のうちの一つ「Sma-paマイナタッチ」のお話です。マイナンバーカードだけでなく、紙の公費医療券や各種証明書も読み取りします。
オンライン資格確認の話は電子処方箋のはじまりの話になります。ドイツでも来年から電子処方箋がはじまります。ドイツのアッセンハイマー氏に準備状況の話をしていただきます。それからドイツつながりですが、ドイツのアロマの会社プリマベーラ(ブランド名)をJACPの薬局でも取り扱いができるようになりました。来年から本格的にやっていくのですが、そのご説明等をしたいと思っています。
定員は80名です(それ以上になったときはまた考えます)。早めのお申込みをお願いします。

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