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ドイツPTA便り-1

ドイツPTA便り
1
著者
アリーン・フォーゲル
● ドイツPTA便り -1
2014年エクスポファーマ(Expopharm)に参加して
2014.12.11

 

初めまして、私はナディーン・ハンマーです。PTAの資格を取得して12年になります。2年前から、ロッテンブルク市のセントラル薬局(アッセンハイマー・慶子店長の薬局)で働いています。ドイツの薬局では薬剤師の他にPTAP harmazeutisch- T echnische A sistenten薬学技術アシスタント)という資格取得者も調剤、服薬指導、OTC医薬品の相談販売にあたっています。このPTAという資格は、2年間専門学校に通い半年間の薬局実務実習の後、国家試験に合格した者に与えられます。PTAの仕事は楽しく、多岐にわたる業務をこなすのに毎日大忙しです。退屈している時間はありません。専門業務のほかにショーウィンドウをデコレーションするのも私の仕事です。今、ドイツはアドヴェント(Advent)と言うクリスマス準備期間です。薬局のショーウィンドウも11月にはクリスマスモードに切り替えです。

このドイツPTA便りでは、ドイツ人のPTAとして、薬局の仕事やドイツの暮らしについてお伝えしていきます。

今回はエクスポファーマ(Expopharm)という毎年開催されるドイツ最大の薬局見本市のことをご紹介します。今年は9月17日から20日までミュンヘンで開催されました。店長や薬剤師だけでなく、PTAも自己研鑚のため参加します。私も薬局仲間と一緒に参加しました。

 

Expopharmには多くの薬局関連業が参加しブースを出展します。ドイツ国内外から薬剤師・PTAだけでなく薬事関係者が訪れます。参加企業が自社新製品をここぞとばかりに紹介します。この見本市は、発売前の新製品のお披露目の場でもあります。どの会社も訪問者に自社製品を購入してもらおうと、いろいろな工夫を凝らします。医薬品、化粧品会社の他、薬局で使うコンピュータシステム会社、機器メーカー、薬局内装会社など薬局に関するものなら何でもありです。薬局開設希望者、薬局経営上新しいアイデアを見つけたい方はまずここを訪れます。この見本市は製品を実際に見て試してみる大変良い機会です。私たちPTAにとっても多くの新しいことを発見し学ぶ場です。またサンプルやパンフレットを沢山持ち帰ることができ、訪問者には至れり尽くせりの場でもあります。

 

減量用タンパク飲料製品を扱う会社がPTA対象に懸賞クイズを行っていました。製品やダイエットに関する7つの問題を出題していたので私もトライしてみました。参加者中一番速く全問正解できて、スポーツ腕時計を頂きました。とても嬉しかったです。!!

 

 

クリスマスはもうすぐそこまでやってきました。日本の皆様、良いクリスマスとお正月をお迎えくださいますように。

 

ナディーン·ハンマー(ドイツ人PTA)

 

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